【京の温所 御幸町夷川】ダブディビ・デザインの展示を開催中
「京の温所 御幸町夷川」では「ダブディビ・デザイン」の展示を開催中。
京町家ならではの床の間をはじめ、宿内の数カ所に複数のアーティストの作品を点在させ展示しています。
彩りと個性豊かな作品が揃いました。
<ダブディビ・デザイン>
Welfare(福祉)、Design(デザイン)、Business(ビジネス)。それぞれの頭文字W・D・Bをつなげた"ダブディビ"という造語が由来。ダブディビ・デザインはデザイン会社ですが、デザインの中でも少し特殊なデザイン、「障害者アート」と「福祉」に特化したデザインをしています。福祉現場の皆様と、福祉との接点がない皆様をつなぐ、通訳のような役割を担っています。"福祉とビジネスをデザインでつなぐ"をモットーに、障害者アートの商品開発や福祉事業所のデザインコンサルティングを行っています。障害のある方の表現力や働く力に可能性を感じ、その魅力を一人でも多くの人に届けたいと考えています。
Instagram @dabudivi
Facebook @dabudivi
WEB https://dabudivi.com/
■「京の温所」展示作品
・「ミツマタの花」西村賢示【イエロー(大阪)】
大阪府在住・62 歳
所属:YELLOW
ペンや色鉛筆、アクリル絵の具に油絵の具。使う画材は多岐に渡り、制作することが楽しくて仕方ない、という雰囲気でいつも制作している。仲間が荷物を持っているとさっとドアを開け、他の人の作品にも興味を持ち周りに声をかけて、なにかあればそっと助ける気の利くジェントルマン。最近はちょくちょく賞を頂くことも増えてきて、波に乗りつつ、調子には乗らず。仲間思いの西村さんは、今日もみんなに優しくアトリエで制作をするのでした。
・「ほうき」上田 匡志【アビゲイル(大阪)】
大阪府在住・31 歳
所属:コミック カウンシル
1991 年生まれ。大阪府在住。 2021 年より「一般社団法人Abigail コミック
カウンシル」所属。
学校時代の絵日記から描き始め、年を重ねるにつれ欲望を表現するための手段へと変貌。チープ&ゴージャスな二極性を持つ画風は、観るものを納得させるものがあれば、解けないなぞなぞのようにモヤモヤが残るものもある。年間100 本もの映画を鑑賞し、昨日観た映画がモチーフになっているが、彼の味付けで仕上がった昨日の映画は、もはや今日のオリジナルなのである。
・「海市(かいし)」Nao【アトリエ言の葉(神奈川)】
神奈川県在住
所属:NPO 法人アトリエ言の葉
絵を描くということにあまり興味がない方でしたが、アトリエ言の葉に通うようになり、今では毎日絵を描いています。時には空想の世界に浸り、想像力を膨らませながら描く彼女の絵は観る者の気持ちを癒してくれます。作品を制作する他にも、全身を使った表現として、一日1ギャグを披露することにハマり、彼女の持つユーモア精神が自然とみんなを笑顔にさせてくれています。
・「untitled」鶴岡一義【工房集(埼玉)】
埼玉県在住・41 歳
所属:社会福祉法人みぬま福祉会工房集
始めたころは、木をノコギリで切り、自分の好きな色のペンキで塗り、それを貼り付け大小さまざまな作品が誕生しました。木材をノコギリで切る、ペンキで色を塗る、ポスカやマッキーで○(まる)を描く行程を繰り返し、色付けしたパーツを組み立てて、立体的なオブジェを作っています。近頃ペンの太さに変化をつけて極細のポスカを作品によって使うようになり、大きい作品と小さい作品、作品のサイズによって変化ができてきました。
皆さまのご滞在お待ちしております。